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上海海軍特別陸戦隊Tシャツ、発売中です 2015/04/05


先週ようやく発売となりました「上海海軍特別陸戦隊Tシャツ」、どうかよろしくお願いいたします。


さて、『 出来る限り史実に忠実に 』 は Osabetty's の重要コンセプトなのですが、
限られた制作時間の中で資料や情報が不足しているケースでは、止む無く「妥協」せざるを得なくなります。

今回の"シャン陸"Tシャツの背面デザインもそういったケースの一つですなのですが、
今日はその経緯について少しお話させてください。
まぁ、こんな話は書く必要も無いのですが、「制作こぼれ話」として読んでいただければ幸いです(^^;


■ ■ ■ ■ ■ ■


考想当初より 「背面デザイン = 第二次上海事変 の作戦風景」 と決めて、
写真集やネット上で収集した画像などを眺めていたのですが、そこで「あること」に気付きました。

「第一次上海事変」「第二次上海事変」に限らず、同じ場所で撮影された写真が多いのです。
そして、その目印となるのがコカ・コーラの広告看板でした。


上海コカコーラ看板の変遷


漢字表記のコカ・コーラ看板は国際都市「上海」の雰囲気を醸し出す格好のモチーフです。
そこで「四川北路虹江支路交差点周辺」を背景とすることにしましたが、ひとつ問題がありました。

「第二次上海事変」における同地周辺の"街並み"が写っている写真が見当たらないのです。
そこで苦肉の策として、街並みに関しては「第一次上海事変」時の写真を参考にすることにいたしました。
それが下の写真(写真絵葉書)です。


第1次上海事変


つまり、背面デザインの背景部分は、第一次、第二次 両「上海事変」の風景を合作して創られているのですね。
実は作者による捏造も含まれているのですが、厳密に説明すれば以下のようになります。

■ 全体の街並み、コカ・コーラを除く広告看板 ・・・ 第一次上海事変
※ 中央の縦長型ビルボード看板のデザインは作者による捏造
■ 上記以外の要素(コカコーラ看板のデザイン、陸戦隊デザインなど) ・・・ 第二次上海事変


上海海軍特別陸戦隊TシャツBACK


現在の上海市内にもコカコーラの看板・電飾が何処かに存在していると思われますが
以外と同じような感じなのかも知れませんね(笑)





上海海軍特別陸戦隊
メモリアルTシャツ

上海海軍特別陸戦隊
メモリアルTシャツ【長袖】

次は一式陸攻です!  2015/04/12


先日の店長日記で今後の作品構想を幾つかご紹介させていただきましたが、
次回作のテーマは「一式陸上攻撃機」となります。


一式陸攻と言えば、
米軍撮影のガダルカナルにおける鬼気迫る雷撃シーン(↓)が非常に印象深いですね。


一式陸攻の雷撃



これと連続すると思われる写真は数種類存在しますが、
この時の雷撃について少し調べましたので、以下にまとめてみます。

■ 日時 : 昭和17年8月8日正午頃

■ 場所 : ガダルカナル島ルンガ岬 ~ フロリダ島・ツラギ間の海域

■ 所属部隊 : 「4空」または「三沢空」(または両方)

■ 攻撃経緯 : ガダルカナル島争奪戦勃発

8月7日早朝、ツラギ島・ガダルカナル島(以後 ガ島)への米軍上陸の報を受けたラバウル25航戦は、ニューギニア爆撃のため発進準備中だった陸攻27機(4空)零戦17機(台南空)を急遽ガ島へと差し向けた。攻撃隊は敵機動部隊を発見できず、同島周辺の艦艇群に爆撃を試みたが、対空砲火とF4Fの邀撃によって4機を喪失している。
※ この戦闘によって台南空の坂井三郎一飛曹が重傷を負うが、気力でラバウル帰還を果たしている。

8月8日朝雷装一式陸攻26機(4空17機、三沢空第2中隊9機)と零戦15機(台南空)がラバウルを発進、ガ島周辺を遊弋していると思われる敵機動部隊を目指した。途中、4空の3機が引き返し、陸攻隊は23機となる。前日に続き敵機動部隊を発見できなかったためルンガ岬沖~ツラギ周辺の艦艇群に目標を変更、陸攻隊は正午前頃から次々と低空で雷撃針路に入った。攻撃目標となったケリー・ターナー少将指揮の前衛艦隊は熾烈な対空砲火で応戦、矢継ぎ早に8機以上が撃墜された。魚雷を投下出来たのは2~3機ほどだったという。その魚雷1本が駆逐艦「ジャービス」の右舷に命中してこれを大破させ、1機が輸送艦「ジョージ・エリオット」に体当たりして船体放棄へ追い込んだが、F4Fの追撃に会ってさらに4機を喪失。陸攻隊の損失は17機・搭乗員125名にのぼり、ラバウルに帰還できたのは僅かに5機のみ(4空3機、三沢空2機)であった。
※ 三沢空の1機が着陸時に大破したが、搭乗員は救助されている。

同日深夜~翌朝にかけては、三川軍一中将指揮の重巡部隊がガ島~フロリダ島間(同海域は後に鉄底海峡と呼ばれることになる)に突入して「第1次ソロモン海戦」が勃発する。夜戦によって重巡4隻を葬った三川艦隊だったが、敵空母からの攻撃を警戒して輸送船群への攻撃は行わず、夜明け前までに北西方へ避退した。あくまでも結果論ではあるが、この時フレッチャーの空母部隊はすでに同方面にはなく、日本軍は米軍のガ島進出を挫く絶好機を逸したかたちとなった。



さらに、先日あるお客さまから「この時の映像を見た」(!)という話しを聞きまして、またまた調べました結果・・・
1952~53年にかけて米NBCで放映されたドキュメンタリーシリーズ 『 Victory At Sea 』 の 「episode 6」 の中に
この雷撃直後の陸攻を映したと思われるシーンが存在することが判りました。
ただし、これがお客様の見た映像であるかどうかは不明。他にも存在するのかも知れません。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてくださいませ。


一式陸攻の雷撃


同映像は YouTube で閲覧可能です。画質の悪いYouTube映像からは確認できないのですが、
オスプレイ軍用機シリーズ 『太平洋戦争の三菱一式陸上攻撃機』 (大日本絵画)によりますと、
同機は「4空」第1中隊・F-311号機で、8月8日の雷撃直後、避退中のものだと思われるとのこと。

わずか数秒の短いシーンですが、是非ご覧くださいませ。11分04~08秒に陸攻が映っています。





「一式陸攻」ガダルカナル雷撃Tシャツ

太平洋戦争研究家、Dan King さん  2015/04/19


2年前の日記でもご紹介させていただきましたが、
アメリカ人の太平洋戦史研究家 Dan King (ダン・キング)さんから、一昨日 久々にメールが届きました。

硫黄島で催された「日米合同慰霊追悼式」に出席された(!)とのことで
当日の写真数点が添付されておりました。

肖像権が気になって当ページにはアップ出来ないのですが・・・
硫黄島の激戦を生き抜かれた日米お2人の元兵士、
秋草鶴次さん(当時 海軍一等水兵)とハーシェル・ウィリアムズさん(当時 第3海兵師団 第21海兵連隊)が
擂鉢山山頂に並んで立っておられる1枚には、なんとも感動してしまいました。

世界中を飛び回って主に太平洋戦争の戦史研究をされているDan Kingさん、
2年前に初めてTシャツをご購入いただいたのがキッカケで、以後度々メールをいただくようになりましたが、
私如き一介の「Tシャツ屋」に連絡をくれるなど普通ではあり得ない?いろんな意味でとても凄い方なのです。

この方の何が「凄い」かと言いますと・・・

10年程 日本での勤務経験があるDanさんは日本を深く理解されており、日本語の読み・書き・会話もほぼ完璧。
長年に渡り多数の旧日本軍将兵の方々を精力的に訪ね続け、日本語での直接取材を重ねておられます。
(その中には原田要さん、坂井三郎さん、宮崎勇さん、笠井智一さんなども含まれる。)
そして2年前、それら貴重な証言を元に戦史記録『 The Last Zero Fighter 』を上梓、
更に今年は硫黄島の戦闘を題材とした『 A Tomb called Iwo Jima 』(硫黄島という名の墓標)を発表されました。

外国人の方には理解しずらいとも言われる日本兵の心情・実態を自ら日本語で取材し、英語で世界に発信する。
日本兵も米兵も同じ1人の人間として国家・国民・家族のために必死に戦っていた ~ その事実を伝えるために!
このような活動をされている方は、世界中探してもDanさんお一人だけではないかと思います。



そのDanさんから送られてきた画像の中にいくつか傑作?がありましたので
ご了解を得て掲載させていただきます。

太平洋戦史研究家ダニエル・キングさん

▲ 硫黄島訪問前に立ち寄ったグアム島でスキューバダイビングに興じるDanさん。
意図的か否かは不明だが・・・Danさんの「V」サインと台南空Tシャツの「V」が見事にシンクロしている(^^



さらに、Danさんの“日本軍好き”を顕著に表わした画像(^^;

ダン・キングさんの九七式芝刈り機

▲ 自宅の芝刈り機を日本陸軍「九七式中戦車」風に塗装変更
Danさんが12年前に出会った旧陸軍第九連隊・第三中隊 戦車兵、下田四郎さんの中隊長車両風に塗装したとのこと。「ひご」は中隊長を意味しているという。





ご興味のある方は、是非 Danさんのフェイスブックをご覧ください。英語ですが、画像だけでも十分に楽しめます。
下の画像をクリックしてくださいね。

一式陸攻Tシャツ 制作報告 その(1)  2015/04/20


現在デザイン中の「一式陸攻Tシャツ」ですが、デザイン方針は以下の通りです。

前面 ・・・ 陸攻を取り巻く人間模様を表現したい
背面 ・・・ 海面ギリギリの雷撃シーン

今回はシルクスクリーン印刷で色使いは4色まで、可能な限りシンプルにいきたいと思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 


さて、まずは前面デザインから作業に入っておりますが・・・
かなり難しいと思われる背面デザイン(雷撃シーン)を後回しにした ~ というのが実情ですね(^^;

試行錯誤の結果、前面デザインのテーマは「帽振れ」にいたしました。
飛行隊幹部、搭乗員、整備兵、地上員らに見送られて離陸する一式陸攻がモチーフです。
消耗率が非常に高かった陸攻隊にとって 帽振れはまさに「お別れ」そのものだったのかも知れませんね。
見送る人たちの「背中」に、何かを感じていただければ幸いです。


一式陸攻Tシャツの前面デザインサンプル

▲ 前面デザインのテストサンプル画像 ※ 印刷色、Tシャツカラーなど、現段階ではすべて未決定です。


進捗率はまだ50%といったところですが、大体の構図はほぼ完成ですかね。
これに加えてあと一つ、ど~しても使いたい“あるアイテム”があるのですが・・・それはまた次回と言うことで(笑)


一式陸攻Tシャツの前面デザインサンプル





「一式陸攻」ガダルカナル雷撃Tシャツ

一式陸攻Tシャツ 制作報告 その(2)  2015/04/24


前面デザイン、ほぼ完成いたしました。

「ほぼ完成」というのは、正しくは「未完成」という意味でして・・・
これから制作する背面デザインとの整合性次第で変更になる可能性があるからです。


さて、前回日記でちょっと触れました「アイテム」ですが、
有名な下の写真にヒントがありました。

一式陸攻と折鶴

▲ 編隊飛行中の705空(旧 三沢空)の一式陸攻11型


武運長久の折鶴ですね。
まさに日本的アイテムですので、これをど~しても入れたかったのです。

実際にレイアウトしてみると・・・なかなか収まりどころが無く、結構難しい。
取りあえず、現在は以下のようなデザインになっております。


一式陸攻Tシャツ前面デザイン



明日からは背面の雷撃シーンの制作に入ります。
1週間でデザインを仕上げる予定ですが、果たしてどうなるか(^^;





「一式陸攻」ガダルカナル雷撃Tシャツ

ゴールデンウィーク真っ盛り  2015/05/02


世間はゴールデンウィークの真っ最中、
一方こちらは「一式陸攻Tシャツ」で頭が一杯 (-∀-)

煮詰まった時は息抜きが必要なのですが・・・なんとタイミングのよいことに!
「関西零戦搭乗員会」Uさん、「海軍倶楽部」Nさんからお誘いがあり、
大阪市内のとある創作居酒屋へ出掛けてまいりました。

太平洋戦史研究家ダン・キングさんの話題に始まって、
天皇皇后両陛下ペリリュー島ご訪問、戦艦武蔵、日韓関係などなど話題は尽きず、
お蔭様で心底リラックスさせていただきました。

■ 興味深かったのは、厚木基地にお詳しいNさんが「343空」戦闘301 宮﨑勇少尉(2012年他界)から聞かれた情報で、 終戦時、厚木飛行場地下施設に「紫電改」2機が厳重に秘匿されたという話し。厚木飛行場一帯に旧海軍の地下壕・地下施設が多数存在していたことは有名で、2013年末には米軍管理地域で発見された旧地下壕から夜間戦闘機「月光」の主翼パーツが見つかっています。現在は米海軍・海上自衛隊が共同管理する同基地ですが、その地下には多数の旧海軍機が眠っているのでしょう。

■ 模型メーカー「アオシマ」から、笠井智一さんバージョンの紫電改が発売されたそうです。
  アオシマ 川西紫電改爆弾搭載機 1/72


この手の話題で盛り上がれる方は私の身近にはほとんど存在しませんので、いや~楽しかったですね♪



和ダイニング「剣」

【 左 】 お店の名前は343空の部隊名「剣」(つるぎ)からきています。おかみさんが343空大好きなのですね。
  【 右 】 店内に飾られていた菅野直大尉機のモデル。上の写真は下手ですが(^^; 模型の完成度は高い!

海軍倶楽部懇談会  2015/05/04


昨日、大阪府豊中市で開かれました『海軍倶楽部懇談会』に出席させていただきました。
「海軍倶楽部」会合に参加させていただくのは約2年振りです。

ここに集まってこられる皆様方の旧海軍への想いはそれぞれですが、まぁその「深い」ことと言ったら・・・
私のTシャツへの「こだわり」なんぞ、まだまだですな(笑)

今回も様々な方と出会い、有意義なお話を聞かせていただきました。
書きたいことが多すぎて困るのですが、ほんの一部、概要だけ以下に書かせていただきます。


零式水偵搭乗員 青木幸多郎さま

なんと、ソロモン方面で戦われた水上機部隊「938空」搭乗員の方がいらっしゃいました!
昭和20年4月までソロモン方面で戦われ、ブーゲンビル島を脱し、トラック経由で内地帰還されたのは6月末だったとのことです。よくぞご無事で・・・! 興奮のあまり変な質問を連発する私に対して、笑顔で一言「私の戦いの詳細は9月に「海軍倶楽部」総会で講演する予定ですので、是非聞きに来てください」 これは秋が楽しみです♪

明日5月6日(水)22時 放送 NHK 『 歴史秘話ヒストリア スペシャル / 幻の巨大潜水艦 伊400 』
  
番組制作に協力されたお2人!

戦史研究作家 高木晃治さま

「343空」戦闘記録の決定版『源田の剣』(双葉社)で名高い高木さんですが、当時世界最大の潜水艦であった「伊400」に関しても屈指のオーソリティでありまして、2008年には『 伊四〇〇と晴嵐全記録 』(学研)を上梓されています。今回番組では、同艦の建造、作戦逸話から米軍による海没処分に至るまでの全般情報をアドバイスされました。高木さんの印象では「担当ディレクターは相当頑張っていた」そうで、今回NHKは2年前オアフ島沖海底で発見された「伊400」の映像を新たに撮影したとのこと。

1/72スケール 「伊401」潜水艦を製作する宮井宏明さま

同番組に主に“ビジュアル面”から協力されたのが宮井さんです。15年に渡り1/72スケール「伊401」を創り続けておられる宮井さん、今回番組ではその模型映像がCGなどの元データとしてかなり使われるそうです。
この方が凄いのは再現への“こだわり”で、パーツは可能な限り実在図面を元に製作されており、目の届きにくい飛行機格納筒内部なども含めて「完全再現」を目指しておられるのです(驚) さらに今回はNHKが自衛隊から入手した「伊400」未公開図面の写しも見せていただきました。
宮井さんのサイト


伊400潜

▲ 終戦直後、米軍管理下の伊四〇〇潜
  
全長122mは当時の潜水艦として世界最大。艦橋下の格納筒に水上攻撃機「晴嵐」を3機搭載できた。


お二人とも番組の完成映像はご覧になっていないとのことですが、今回のNHKは少し期待できそうですね。
ただ・・・「歴史秘話ヒストリア」は誰にでも判るように複雑な経緯を簡略化してしまう悪癖がありますので、
個人的にはやはり不安なのです(^^;
NHK「歴史秘話ヒストリア」


「日本海軍を記録する会」主宰、上農(かみのう)達生さま

以前、敷設艇「成生」(なりゅう)の画像捜索でお世話になりました海軍艦艇写真の第一人者 上農さんとようやく再会、誠に遅ればせながら直接お礼を申し上げることができました。結局「成生」の写真は見つからなかったのですが、その後 映像で残っていることが判明。今回その映像をお見せしたところ、すかさず 「プリントアウトしてくれ」とのご要望 ・・・ さすが写真収集の大家(^^;





あっという間にゴールデンウィークもあと僅か、
さぁ「一式陸攻」頑張るぞ!

一式陸攻Tシャツ 制作報告 その(3)  2015/05/09


GW中散々もがき苦しんだ結果、
よ~~やく背面デザインの雷撃シーンが完成に近づきました。

ただし・・・
版画と同原理の“手刷り”によるシルクスクリーン印刷で、果たしてこれが再現可能なのかどうか?
来週早々に印刷工場と打ち合わせを行う予定です。

個人的に最も憂慮しているのは印刷工場側の労苦です。
細かいデザインを印刷する場合、「版」に目詰まりが起こりやすく、
通常作業より多くの時間がかかってしまうと考えられるためです。

また、デザインが細かすぎると連続印刷自体が困難となりますので、
そのような部分には修正(簡略化)を加える必要が出てくるでしょう。

要は、印刷工場さまに多大なご負担をおかけしない程度に精度をどう確保するか、 ですね。

その他にも、カラー調整(階調の確保)など不安要素は幾つかあるのですが・・・
シルクスクリーン印刷であまりに問題が多いと判断した場合は
印刷手法をインクジェットに変更することも考慮しなければなりません。

まぁ 何とかなるのではないかと (^^;


一式陸攻Tシャツ背面デザイン

▲ 背面デザインのサンプル画像(カラー4色)
1942年8月8日、ガダルカナル「鉄底海峡」において低空雷撃を敢行する三沢空・第2中隊機を描いています。


今のところ、背面の全体デザインは下のような感じとなる予定です。



一式陸攻Tシャツ背面デザイン





「一式陸攻」ガダルカナル雷撃Tシャツ

一式陸攻Tシャツ 制作報告 その(4)デザイン完成  2015/05/15


デザイン原稿、やっと出来上がりました。

来週頭に印刷所へ入稿、プリント手法は予定通りシルクスクリーン(4色)でいきます。
切れの良い色調再現が出来れば良いのですが・・・これから1ヶ月は「色」との戦いですね。
特に大きな問題がなければ6月下旬頃までには発売できそうです。


一式陸攻Tシャツ イメージ

▲ 【 前面 】 帽振れに送られてラバウルを発進する4空の一式陸攻「F-311」号機

コピー:
Aug.8 1942 at 0530 hours ※ 0530は4空、三沢空の「飛行機隊行動調書」に記された発進時間です。
Vunakanau Air Field / Rabaul
MITSUBISHI Type-1
ATTACK BOMBER G4M "Betty"



一式陸攻Tシャツ イメージ
▲ 【 背面 】 ガダルカナル沖「鉄底海峡」で雷撃を敢行する三沢空(手前)、4空の一式陸攻

コピー:
Aug.8 1942 at 0950 hours ※ 0950は4空、三沢空の「飛行機隊行動調書」に記された突撃開始時間
Ironbottom Sound / Guadalcanal
第四航空隊 三澤航空隊
三菱G4M1 一式陸上攻撃機11型





「一式陸攻」ガダルカナル雷撃Tシャツ

慰霊祭に行ってきます 2015/05/18


以前 『 関西零戦搭乗員会 』 の知人を通じてTシャツを贈らせていただいた あるご遺族さま(Aさま)から
お誘いをいただき、今週末、茨城県で開催される2つの慰霊祭に参列させていただくことになりました。

■ 5月23日(土) 「筑波海軍航空隊 慰霊の集い」(筑波海軍航空隊記念館周辺 / 笠間市)
■    24日(日) 「第四十八回 予科練戦没者慰霊祭」(雄翔園 / 稲敷郡阿見町)

今回お声を掛けていただいたAさまは、
南太平洋海戦で空母「翔鶴」雷撃隊操縦員として出撃、戦死された山岸昌司 飛行兵曹長の姪御さんに当ります。

97艦攻 「南太平洋海戦」 雷撃Tシャツ


【 山岸 一飛曹( 乙6期、戦死後 飛行兵曹長 )の戦闘詳細 】

山岸一飛曹は「翔鶴」の艦上攻撃隊 第1中隊 第42小隊2番機の操縦員で、同乗の電信員は村上守司 三飛曹(乙9期)。その村上三飛曹の同期生で同じ中隊に所属する電信員 萩谷幾久男 三飛曹が山岸機の戦闘状況を目撃していた。

『 豫科練外史 』 第4巻 515~516頁より ( 一部略 )

「全軍突撃」の下令。1中隊2中隊共に散開して突っ込みました。敵が上空に沢山揚げていた戦闘機が追撃してきます。そう、30機以上いたでしょうか。20機の雷撃隊が突入している時には、直衛の味方戦闘機は6、7機、1個小隊に1機くらいしかいないので、各小隊とも敵の戦闘機にたたかれました。

私の小隊は指揮官 村田少佐機が攻撃の的になり敵の戦闘機が2機で指揮官機に食いさがります。真珠湾の雷撃隊長が乗っているのを知っているかのような執拗さです。私は3番機だったので右に、2番機は左に避退しました。上空3000m付近で相当多数の飛行機が空戦中でした。

ぎりぎりまで接敵して空母に魚雷を発射しました。避退するときは、敵駆逐艦の700から800位のところを飛び抜けたのですが、その時もさんざん撃たれました。飛行機がバリバリいう。敵は高角砲を横にして撃っていました。

その時 見たのです。空母に魚雷を発射しようとしていた村上の機(山岸機)らしいのが少し左にかわしました。空母が変針しかけたからです。発射後直進し、空母の上で火を吐き、通り越して護衛の駆逐艦に自爆しました。


南太平洋海戦で攻撃を受ける米空母「ホーネット」

▲ 南太平洋海戦において日本軍機の攻撃を受ける米空母「ホーネット」


土浦方面へ出掛けるのは2年半ぶり。 英霊にしっかりとお祈りしてきます。

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