カートをみる Check Cart マイページ ご利用案内 お問い合せ Contact Us お客様の声 Reviews サイトマップ
RSS
 

今年もよろしくお願いします  2018/01/04

本年も先の大戦で戦われた方々の姿を残すべく精一杯頑張りますので、ご期待いただければ幸いでございます。

さて、飛龍Tシャツですが・・・メインとなる背面デザインの構図が固まりつつあります。
ミッドウェー海戦における飛龍の孤軍奮闘を表現するには、やはり攻撃隊の雄姿が一番!ということで、炎に包まれながらもヨークタウンに魚雷を撃つ友永丈市大尉機をモチーフにしました。小林道雄大尉の急降下爆撃隊とどちらにすべきか、悩んだうえでの結論です。

現在はラフ画などでイメージを膨らませている段階ですが、1月中にデザイン完成、3月上旬の発売を目指しております。とはいうものの、確定申告も全然やってないし・・・不安要素一杯です(^^;


▲ グラマンの邀撃で炎上しながらも、執念で魚雷を発射する友永大尉操縦の97艦攻

この直後、同機は火だるまとなって海面に激突します。右舷後方より放たれた魚雷はヨークタウンの左回頭によってかわされますが、この変針は左舷後方から攻撃機会をうかがっていた第2中隊(橋本大尉指揮)に格好の射点を与えることとなり、魚雷2本が命中、結果的に挟撃は成功したのでした。

空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 制作報告(1) 2018/01/10

背面デザインは大雑把な構図造りに入っております。現在の進捗率は10%といったところでしょうか。
今回は黒・白系両方のTシャツに対応可能なデザインを目指しておりますが、例によって色使いが難しいことこの上ない ( ̄ヘ ̄;)

今後描き加える主要アイテムは、空母ヨークタウンの後ろ姿とその航跡、炸裂する対空砲火、艦攻電信員のシルエット、回転するプロペラなどですが・・・最難関は“炎上する97艦攻”でしょう。友永大尉機は魚雷発射時点ですでに火だるま状態にあったと伝えられますので、ここは泣く泣く炎上させなければなりません。左翼を中心に爆発と火炎を描く予定ですがうまく表現できるのか・・・不安です。


空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 背面デザイン

関西零戦搭乗員会 2017/01/15

一昨日の土曜日、京都で行われた「 関西零戦搭乗員会 新年互礼会 」 に出席しました。

参加者は27名で例年より少なめでしたが、それより気になるのは元搭乗員さまのご出席がお一人だったこと。昨年来、お亡くなりになられた方はいらっしゃらないのですが、みなさま体調不良やご病気などにより外出が叶わない状況のようです。時の流れに抗えないのは承知しておりますが、やはりさびしいですね・・・。そのお一人、桜花錬成部隊 722空(別称:竜巻部隊)で零戦による降下突入訓練を繰り返された尾関南山さま(甲飛13期)のお話をありがたく拝聴させていただきました。最後にしみじみと語られた言葉が心に残ります。「零戦は最高の飛行機だった」


722空、尾関さま


さて、今回は例年にも増して興味深いトピックスが多く、またまた勉強させていただいた次第です。


■ 零戦塗装色の検証報告

当会筆頭理事・島本さんから、零戦塗装色の真相として認知が広がりつつある「J3灰色」とその経年退色について解説がありました。長年に渡り論争・研究が続いている「零戦の色」ですが、ようやく終結に向かっているのかも知れませんね。零戦計器盤研究家として名高い中村泰三さん所有「報國515號」を参照しての説明で、零戦ファンにはたまらなかったのではないでしょうか?

関西零戦搭乗員会

■ 「零戦里帰りプロジェクト」活動報告

外部スタッフとして石塚零戦のサポートに尽力されているKさんからプロジェクトの活動報告がありました。昨年末、八尾空港において生まれて初めて飛行する零戦を目撃できたのも、すべてこの方の情報提供のおかげです(感謝)


■ 米軍ガンカメラ映像

いまや当会の恒例プログラム?となりつつあるガンカメラ映像試写会です。今回も宇佐市塾のOさんがソロモン・ニューギニア方面における陸海軍機との空戦など、新規特定された映像数点を解説されましたが・・・私が最も驚いたのはフィリピン戦線における紫電(※ 紫電改ではありません)の空戦映像!比島戦に参加した紫電は少数でしたので、貴重なものを見せていただいた気分になりました。そして、いつもながら映像特定を担当されるOさんの尽力には敬意を表さざるをえません。

関西零戦搭乗員会


■ 復元・保存が進む鶉野(うずらの)飛行場の状況

かつて兵庫県加西市に存在した川西航空機姫路製作所の関連施設(テスト滑走路=鶉野飛行場、格納庫など)の保存・復元を進めておられる上谷昭夫さまから活動報告をいただきました。姫路製作所では「紫電」466機、「紫電改」44機が製造されたそうで、来年には「紫電改」実大模型も完成予定とのこと。


■ 特攻隊員の真実を伝える漫画

新鋭女流漫画家 そやままいさんから、昨年刊行された『 漫画 特攻 最後のインタビュー』(扶桑社)の説明をいただきました。元特攻隊員へのインタビューで構成された『特攻 最後のインタビュー』(ハート出版)に感銘を受けた作者が、特攻隊員3名に再度取材のうえで漫画化されたとのことですので、一読の価値在りです。※ 「こがしゅうと」など軍事マニアックものを除き、普段ほとんど漫画を読まない私ですが・・・これは買ってみようと思います。

※ 気になる方は是非アマゾンでチェックしてください。

漫画 特攻 最後のインタビュー

■ ■ ■ ■ ■ ■

さらに私事ではありますが・・・現在進行中の 飛龍Tシャツのデザインに関しても様々な方々からアドバイスや激励をいただき、ありがたい限りでした。これは今まで以上に頑張らねば(^^;

空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 制作報告(2)  2018/01/18 

少しずつ構図が出来上がってきました。
これから描き加えるアイテムとしては、ヨークタウン左舷後方に占位していたと思われる重巡ペンサコーラの艦影、友永機を射撃後に急上昇するF4Fの後ろ姿、などを考えていますが・・・Tシャツ印刷をやや無視したデザイン処理もありますので、デフォルメ作業も並行して進めなければなりません(^^;


空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 背面デザイン

空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 制作報告(3) 2018/01/25 

ようやく背面デザインが完成に近づきました。派手さを抑えるため、セピアトーンでまとめております。


友永大尉機の尾翼は悩んだ末、同じ飛龍艦攻搭乗員だった金沢秀利さんの記述(空母雷撃隊 光人社NF文庫)を参考に「黄色塗りつぶし+赤帯3本」に変更しました。森史朗さん「ミッドウェー海戦」に引用されている友永機を銃撃したサッチ少佐の証言「ブライト・レッド・インシグニア(輝かしい赤線のはいった指揮官マーク)」とも合致しますのでこれがベストだと思ったのですが・・・ネット画像はプラモデル作品も含めて「塗りつぶしなし+黄色帯3本」ばかり。正直、不安です(^^;


空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 背面デザイン

空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ  デザイン完成! 2018/02/02

ずっと背面デザインの話をお伝えしてきましたが、前面デザインもようやく完成(↓)いたしました。


空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 前面デザイン

▲ 米軍撮影写真などを参考に、水平爆撃を高速航行で回避する飛龍 をデザインしています。
飛龍の姿は小さいですが、ここに山口司令官、加来艦長以下多数の兵(つわもの)たちが乗り組んでいると想って眺めていただければ幸いです(^^ ※ 飛龍の右舷側上空を上昇中の零戦は直衛機です。


「Osabetty's」の重要コンセプトは「人間の戦いを描く」ことですので、前面には搭乗員や整備員を入れたいところでした。構図としては ~ 最後の攻撃隊(友永隊)発艦直前、艦橋前に整列する搭乗員たちと発艦準備なった九七艦攻 ~ といったシーンを検討していたのですが・・・これでは前・背面共にデザインが重たくなってしまいます。悩みぬいた結果、前面はシンプルに処理することとしました。土日2日間で細部を調整、来週頭には印刷所に入れる予定です。



【 空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツ 完成イメージ】

空母「飛龍」ミッドウェー海戦Tシャツイメージ

飛龍Tシャツ 色校正01  2018/02/16

今週頭、色校正チェックのため東大阪市の印刷工場に行ってきました。

結果は・・・
前面はほぼOKでしたが、背面は指示した色調から激しく逸脱していたため“再校正の要あり”となりました。
今作品の基本色調は「セピア」ですが、経験上、その再現が簡単ではないことは判っていました。そこで事前に「出力色見本」を渡しておいたのですが・・・残念ながら全く役に立たなかったですね。

しかしまぁ、ここまでは想定内。先方もTシャツ印刷の老舗ですから、次回は一発で決めてくれると信じております。

空母飛龍ミッドウェー海戦Tシャツ 色校正01

【 色校正01 】
背面デザイン(右側)はなぜか緑系に転んでしまい、狙っていたセピア調とは全く異なるイメージと化してしまった。

超人たちの祭典  2018/02/19

冬季五輪たけなわですね!
4年に一度に賭けるアスリートたちの執念と研ぎ澄まされた技術をテレビ観戦できるのは至福この上ない(^^

中高大と柔道部に在籍していた私ですが、小学校から始めたスキーはある意味柔道以上に真剣に?取り組んでいた感覚があります。ということで、今大会もアルペン系などスキー競技に注目してしまいますね。

中でも毎回衝撃を受けるのは何といっても「モーグル」なのです。斜度30度だけならさほど難しくはないのですが、あの鬼のように尖ったコブ斜面を高速で滑り抜ける技術と体力にはただ驚嘆の一語しかありません。「あんな無慈悲、理不尽かつ非現実的な急斜面を滑ることに果たして意味があるのだろうか?」コブが苦手だった私は負け惜しみ的感覚さえ覚えてしまいますが、やっぱり見入ってしまうんですね。どうしたらあんな乗り方ができるのか?

私の経験では、あのモーグル選手たちのような滑走を行うには運動神経や運動センスなどの前に、強靭かつ柔軟な大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)と腹筋が必要最低条件だと思いますね。が、もっと効率的な滑り方があるのかもしれません。もう50台後半のオッサンですが、またスキー場に行きたくなってしまいました。



▲ 小学生の時に初めて買ってもらったKAZAMAのスキー板。片割れは何処かへ行ってしまいましたが、なんとなく捨てられず・・・今はレトロ調インテリアと化しています。

飛龍Tシャツ、色校正終了  2018/02/22

少し不安だった2回目の色校正でしたが、ほぼ期待通りに修正してくれました (・∀・)

毎回微妙な色調を強要?する私のようなクライアントは珍しいと思うのですが、さすが「Osabetty's」開業以来ずっとお世話になっているTシャツ専門の印刷屋さん!ここの技術力は確かです。※ 株式会社プリズマ(東大阪市)


 ▲ 背面デザイン校正刷り 02 緑系に転んでいた色調をうまくセピアに調整してくれました。


すでに本生産に入っておりますので、アクシデントがなければ3月初旬に発売できると思います。
是非ご期待くださいませ <(_ _)>

飛龍Tシャツの発売は3月11日(日)です  2018/03/07

表題通り、飛龍Tシャツは次の日曜日(3/11)から発売を開始いたします。
商品は印刷工場から届いているのですが・・・体調不良&時間不足のため商品ページの制作が遅れております。
誠に申し訳ございません <(_ _)>


■ ■


さて、今回のTシャツ制作に当たり「ミッドウェー海戦」関連の戦史書を幾つか読み直しましたが・・・
結構分かりにくいんですよね、この作戦は(^^; 日米戦のターニングポイントとなった大海戦だけに、関連する戦史書や証言、論評記事などは膨大な量にのぼるのですが、個人の名誉への配慮や自己弁護?なども錯綜し、相反する情報が多数混在しているようです。さらに日米両軍の参加兵力が大規模(特に日本側)であること、作戦エリアが広大(アリューシャン列島西部~ハワイ)であること、ミッドウェー島が日付変更線以東に位置しているため3種類の日時表記(日本時間、米本土時間、現地時間)が存在すること、などが読む者の根気を奪います。

まぁしかし、基本的事実として明確なのは以下の3点でしょう。

(1)米海軍の情報力(収集力、分析力、伝達力)は日本海軍を遥かに凌駕していた。
(2)戦闘力(投入兵力、航空機性能、搭乗員の実戦経験・技量など)は日本軍のほうが断然上だった。
(3)日本側全般、特に第一航空艦隊司令部(南雲司令官、源田航空甲参謀以下)は米太平洋艦隊をナメていた。

はるか76年前、日本海軍が喫してしまった致命的大敗北。その教訓は現代日本に活かされているのでしょうか・・・?


▲ ミッドウェー海戦に興味がある方に絶対おすすめの戦史書
左:「ミッドウェー海戦」(森 史朗) 右:「ミッドウェー戦記」(亀井 宏)

ページトップへ