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次は彩雲です  2018/05/19

次回作品のモチーフには、海軍の駿速偵察機「彩雲」を予定しております。

メインデザインは榎本哲(さとし)整備大尉による貴重な写真集 『海鷲とともに』(平成12年・文林堂)に収録されている、ある有名な写真を参考に描く予定です。昭和20年正月、香取基地において出撃準備中の彩雲(762空・偵11)を捉えたもので、個人的に構図・情緒の点においては、数ある戦場写真のなかで最高クラスだと思っております。


海鷲とともに


実は3年前、同写真の構図をそのままTシャツデザインに使えるか否か、写真集発行元の文林堂に問い合わせたことがありました。しかし、榎本大尉、奥さま共に他界されているため確認不能とのことで、その時はデザイン化を断念せざるを得ませんでした。そこで今回は写真の構図をそのまま使うのではなく、別角度から(できれば反対側の視点から)オリジナルで描こうと考えています。


 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■


さて話は変わりますが・・・明日は年に一度の 「予科練戦没者慰霊祭」の日です。最近は時間・金銭の両面であまり余裕のない私ではありますが、やはりこの日だけは別格。これから夜行バスで土浦へ向かいます(^^

商品補充のお知らせです  2017/08/09

酷暑続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
~などと、のんきな口上を書いている場合ではありませんね。

実は先月来、かなりのお客様から欠品サイズ再入荷のお問い合わせをいただいております。
お待たせしてしまい申し訳ございません。

8月11日(土)に下記3作品を全サイズ補充いたします。


 
 



さらに3作品(↓)を補充制作中ですが、
印刷所の繁忙期・お盆休みと重なってしまうため、いずれも発売は8月20日(月)以降になると思われます。<(_ _)>



 

 空母瑞鶴メモリアルTシャツ

 ● タイプA(背面:艦橋シルエット)
   タイプB(背面:最後の闘い、零戦52型発艦)

 ● 半袖、長袖


 

 局地戦闘機「雷電」302空 Tシャツ

 ● ナチュラル(背面:昼間出撃)
   ディープブラック(背面:黎明出撃)


 

 伊400型潜水艦&晴嵐 Tシャツ

 ● ホワイト
   ディープブラック

3作品補充いたしました 2018/08/11

先の店長日記で告知させていただきました通り、本日下記3作品の補充を完了いたしました。
どうかよろしくお願いいたします <(_ _)>

零式水上観測機「R方面航空部隊」Tシャツ(半袖)
川西「二式飛行艇」(二式大艇) Tシャツ(半袖)
一式戦闘機「隼」加藤隼戦闘隊Tシャツ (半袖)



さて、それにしても・・・いつまで続く猛暑かな Orz

驚いたのは今真っ盛りの高校野球で試合中に動けなくなってしまった選手がすでに数名出ていることですね。そのほとんどは脱水症状からくる足のつり・痙攣とのこと。49年前の第51回大会決勝「松山商-三沢」(延長18回引分け)を生観戦して以来、長年に渡り甲子園の熱闘を見続けている私ですが、このような状況は過去に記憶がありません。
皆様におかれましても健康には十分ご注意くださいますよう。


残暑お見舞い申し上げます。

瑞鶴Tシャツ 補充のお知らせ  2018/08/28

欠品サイズによりご不便をおかけしておりました「瑞鶴Tシャツ」ですが、ようやく補充の目途がつきました。
明日8月29日(水)午前零時より販売を開始させていただきます。

さて、実は追加制作中にも更に数名のお客様からお問い合わせをいただきまして・・・サイズによりましては今回の補充数量で足りるか否か、不安が広がりつつあります。そこで明日、さらに追加制作第2弾を発注することにいたしました。予算の関係上、思い切った大量制作に踏み切れないところが零細個人事業の悲しさでございまして・・・何卒ご了解くださいますようお願い申し上げます。


いつまで続く残暑お見舞い

彩雲Tシャツ 制作報告(1)  2018/09/25

「次は彩雲です」と店長日記に記した去る5月19日からすでに4か月が経過いたしました。通常であれば完成・販売の時期ですが・・・実態はいまだにデザイン中でございます。個人的事由で創作に十分な時間が取れないのが一番の要因ですが、日々匍匐前進を続けた結果、ようやく背面デザインの舞台背景が出来上がりつつあります。

今回デザインの骨子は以下の通りです。

(1)戦時の彩雲を捉えた最高レベルの画像(↓)、榎本哲海軍整備大尉による有名な写真を元にデザインする。
(2)写真構図の模倣ではオリジナリティに欠けるので、独自にアレンジを試みる。
(3)派手さを避けたシンプルな色調を目指す。


海鷲とともに


写真の舞台は千葉県の香取基地。マリアナ方面の敵情偵察を目指し、硫黄島進出の準備を進める762空・偵11の彩雲11型です。撮影された昭和20年1月当時、敵機動部隊泊地をかろうじて強行偵察・撮影しうる航空機は唯一「彩雲」のみといっても過言ではなく、海軍中央の期待を一身に背負っていました。オリジナル写真の迫力に追いつくのは不可能ですが、搭乗員3名の決意と整備員の想いが浮かび上がるようなデザインに仕上げたいところです。


彩雲Tシャツ背面デザイン


今後は主役である搭乗員3名整備員10数名を描きこんでいきますが、毎度のことながら忍耐との闘いになりそうです。1日2名づつ描いていけば1週間で完成する計算ですが、今の段階では何とも言えません。もしデザイン的に余裕が生れれば、乗用車(くろがね四起、トヨタAA型など)や給油車なども描き加えたいですね。シルクスクリーン印刷を想定して使用カラーは2色に抑えました。Tシャツカラーは2色展開を予定しておりますが、上の画像背景色はその一つ「フロストスカイ」です。今回は過去に使ったことのない色にあえて挑戦したいと思っておりますが・・・どうなることやら (^^;

彩雲Tシャツ 制作報告(2)  2018/10/01

背面デザインは苦しみながらも人員配置が進んでおります。

まずは搭乗員3名整備員2名を描き加えました。苦労して描いた複雑な風防が浸食される?のはちょっと辛いですが、あくまで主役は人間(搭乗員、整備員)ですので、まぁ致し方ないです。少しずつ活気が出てきましたね (^^ 
指揮所左側の乗用車はトヨタAA型です。


彩雲Tシャツ 背面デザイン


デザイン全体の構図に気を配りつつ、さらに人員を増やす予定ですが・・・機上はもはや限界ですね。今後は地上に4~5名の整備員を描き、さらに指揮所周辺に小さな人影を加えて完了となる予定です。できれば、素晴らしい写真を後世に遺された榎本整備大尉(当時偵11・整備分隊長))ご本人の姿をどこかに描きたいですね。

彩雲Tシャツ 制作報告(3) 背面デザイン完成です。 2018/10/09

背面デザイン、ほぼ完成いたしました。
最終的な配備人員は搭乗員3名、整備員5名の計8名に落ち着きました。背景の戦闘指揮所周辺には5名の人影を描いております。本心を言えば、もっと多くの整備員たちを描きたかったのですが・・・バランス的にはこれが限界ですね。ドイツの名器「ローライ・フレックス」を抱えて撮影する榎本整備大尉を入れるべく何度も調整しましたが、デザインバランスの問題で結局断念いたしました。各員の詳細は以下の通りです。

【 搭乗員 3名 】
左より、①操縦員 ②偵察員 ※ 足掛け、手掛けを使って機上に上ろうとしている。 ③電信・機銃員

【 整備員 5名 】
左より、① 待機中 ② 左翼上(前縁スラット点検中) ③ 胴体下(落下増槽タンクの取付け状況確認中)
④ 偵察員席(偵察機器調整中) ⑤ 尾翼下(尾輪オレオの点検中)

彩雲Tシャツ背面デザイン



明日からは前面デザイン作業に入ります。
今回は珍しく?頭の中に構図が出来上がっておりますので、実作業3日で終わらせる予定ですが・・・。

彩雲Tシャツ 制作報告(4) 前面デザインほぼ完成 2018/10/16

フロントデザインがほぼ完成しつつあります。やっぱり3日では無理でしたね。

彩雲Tシャツ前面デザイン


今回は彩雲ロゴをオリジナル制作いたしました。スピード感を出すためにかなり変形させましたが、判読性は十分だと思います。さらに、彩雲のエピソードに必ず登場してくる有名な電文 『 我に追いつく敵戦闘機なし 』 を組み合わせてみました。この電文には諸説ありまして、「我に追いつく敵機なし」「我に追いつくグラマンなし」 などもよく目にしますが、真実は不明ですね。今回は同電文を発信したと思われる機の操縦員・広瀬正吾飛曹長の回想録から 「 敵戦闘機なし 」 を採用いたしました。なお、同回想録によれば 広瀬機がサイパン島上空で遭遇したのは2機編隊のP-38だったとのこと。打電したのはもちろん広瀬さんではなく、同機偵察員(機長)であった樋口少尉です。


彩雲Tシャツ完成イメージ

▲ 完成のイメージ画像です。
相変わらず派手さを避けた無難な配色ですが、実は「日本軍Tシャツで街に出ていただきたい」との個人的野望?が込められております。Tシャツカラーは「フロストスカイ」(↑)と「エアーブルー」の2色展開となる予定。


さて、明日から印刷工場側と打ち合わせに入ります。
Tシャツ印刷では細部の再現性に限界がありますので、その辺りを調整しなければなりません。もちろん、その点は織り込み済みでデザインしているのですが、今回は製版作業を伴うシルクスクリーン印刷ですので、製版前に原稿を最終調整する必要があるのです。併せて印刷カラーも工場側と相談して最終決定する予定。といった感じで、どこまでも面倒くさい作業が続きます(^^;

彩雲Tシャツ 制作報告(4) 色校正完了 2018/11/05

本日、色校正チェックのため東大阪市の印刷所へ行ってきました。

今回の背面デザインでは同系色の濃淡差によって遠近感を表現していますので、インク選択に時間がかかったようですが・・・十分満足なレベルに仕上げてくれました。長年「Osabetty's」独特の細かいデザインと微妙な色具合にお付き合いいただいている印刷所ならではの仕事ぶり。年月をかけた実績の積み上げは、こういうところに生きてくるのですね。


彩雲Tシャツ色校正

▲ Tシャツカラーは 左がストーン、右がフロストスカイです。▼

彩雲Tシャツ色校正


これから量産に入りますので、販売開始は11月下旬になると思います。

■ Tシャツカラー: 2色 ( フロストスカイ、ストーン )
■ サイズ: 各色 S~XXXL
※ フロストスカイのXXXLは現在メーカー在庫ゼロにつき、今回は制作しません。

年内に長袖を追加する予定ですが、長袖のカラーバリエーションが少ないため、Tシャツカラーはホワイトのみとなります。

明日から2日間、シンポジウムに出店します 2018/11/22

ご縁がありまして、明日から神戸市で開催される海軍航空隊シンポジウムに出店いたします。出店とはいうものの・・・「Osabetty's」は零細個人事業ですので、私が売り子をやります(^^ 海軍航空隊や零戦関連の映画上映なども予定されていますので、お近くの方は是非お立ち寄りくださいませ。

今回催しの正式名称は、これがちょっと長いのですが以下の通りです。

「加西・うずらの飛行場関連 海軍航空隊(筑波-鶉野-宇佐) 地域間連携シンポジウム」

■ 日時 : 2018年11月23日(祝・金)~24日(土)10:00~16:00
■ 場所 : 御影公会堂 3F 301~303会議室

戦後延々と続く非現実的反戦思想の影響もあり、日本各地に遺されていた戦争関連史跡・資料の多くは風化、散逸あるいは消滅の道を辿ってきました。一方そんな逆風の中、歴史を後世に残そうと未来志向で尽力されている地域団体も多数存在するのです。今回シンポジウムは各地方団体が連携を模索する意義深い場と言えるでしょう。参加される主要団体は以下の通り。

【 兵庫県加西市 】 うずらの飛行場未来プロジェクト、鶉野平和祈念の碑苑保存会

【 大分県宇佐市 】 豊の国宇佐市塾

【 茨城県笠間市 】 筑波海軍航空隊記念館

【 熊本県球磨郡 】 人吉海軍航空隊基地資料館

【 熊本県菊池市 】 菊池飛行場ミュージアム



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