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93式陸上中間練習機「赤トンボ」霞ケ浦海軍航空隊 Tシャツ


多くの若鷲を育てた海軍の「赤トンボ」

九三式中間練習機



昭和9年、海軍に制式採用された「空技廠・川西 93式中間練習機」(K5Y)は、昭和10年以降 海軍搭乗員となった者すべてが必ず一度はお世話になった印象深い機体です。昭和14年に橙黄色(オレンジイエロー)塗装が適用されると、同色塗装の陸軍「95式練習機」とともに「赤トンボ」の愛称で一般国民にも広く知られる存在となりました。同機の生産は主要海軍機メーカー7社によって終戦の年まで続けられ、総生産数は日本練習機史上ダントツの5,589機に達しています。日本本土はもとより台湾、インドネシアまで、練習航空隊あるところ その上空には必ず「赤トンボ」が雄飛していたのです。その功績は飛行練習生・学生たちの魂とともに、日本航空史に輝き続けることでしょう。



今回は海軍搭乗員の原点ともいえる同機の働きを讃え、練習航空隊の代表格「霞ヶ浦海軍航空隊」所属機をモチーフとしてデザインいたしました。前面は「編隊飛行」訓練風景、背面には「特殊(スタント)飛行」のイメージを描いております。また、左袖には操縦員の証(あかし)である飛練教程卒業の特技章(旧丸型)を、右袖にはペンネント書体「霞ヶ浦海軍航空隊」の文字を、いずれも復刻デザインさせていただきました。



霞ケ浦航空隊での「編隊飛行」訓練風景を想像で描いています。
少し分かりづらいかも知れませんが・・・左後上方より急速に接近してくる2番機に対し、1番機後席の教員が手ぶりで注意している~という状況設定です。2番機練習生の伝声管には教員の怒声?が響いているかもしれません。


■ 中央先頭機 「カ-459」 は昭和18年頃の実在機です。
機体ディティールは 『 世界の航空機 No.44 93式中間練習機 』巻頭の塗装図および 『日本陸海軍機大百科 第36号 空技廠 九三式陸上中間練習機 』付属のダイキャストモデルなどを参考にいたしました。



傑作練習機「赤トンボ」の高度な操縦安定性&軽快性を表現する狙いで、飛練教程で実施されていた特殊飛行(スタント)の中から「失速反転」と「垂直旋回」を連続軌道で描いてみました。機体モチーフは前面同様の霞ヶ浦海軍航空隊「カ-459」です。背景には、予科練の歌として名高い 『 若鷲の歌 』 の一節 「♪でかい希望の雲が湧く♪」 をちょっぴり意識して大きな雲をデザインいたしました。

 

■ 失速反転
垂直上昇からエンジンを絞って一瞬空中に静止し、失速特性を利用してガクンと側転のように一気に機首を下げ、垂直降下姿勢に反転させる飛行法。「ストールターン」またはその外見上の動きから「ハンマーヘッド」とも呼ばれています。


 

■ 垂直旋回
バンク角を45度以上に深く取って行う水平面での小半径急速旋回で、激しいGのためパイロットの体は操縦席に押し付けられることになります。特殊飛行訓練では一番最初に行われることが多かったようです。



  特技章とは卒業した術科教程を示す臂章(ひしょう)で、左腕に付けたことから左マークとも呼ばれていました。特技章を持つ者は“マーク持ち”と呼ばれ、隊内でも一目置かれる存在だったようです。大東亜戦争前、操縦員・偵察員の特技章(航空術章)には
① 特修科 ② 操縦・偵察練習生教程卒業 ③ 飛行練習生(飛練)教程卒業の3ランクがありました。

今回は予科練出身者の多くが取得した ③ の飛練教程章をモチーフとしました。デザインはもとよりサイズ(直径7cm丸型)、色彩なども画像資料などを元に出来る限り詳細な再現に努めております。

特技章には「砲術=砲身」「経理術=ペン先」「信号術=双眼鏡」など ~ 各術科を示す多彩なアイコンが使われ、判り易くかつユニークなデザインが多数存在していました。しかし大東亜戦争突入後は製造簡略化のため大幅な意匠共通化が行われ、新特技章では術科表示は廃止されて「桜花」(普通科)と「八重桜」(特修科)の2タイプのみとなり、サイズも小型化されました。



「霞ヶ浦海軍航空隊」のペンネント書体を出来る限り忠実に再現デザインいたしました。「金箔押し」の風情を出すため、金色顔料で印刷しています。

※書体デザインは「陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地・広報センター」に展示されているペンネントを参考にしました。


「ペンネント」とは 水兵帽などに巻く黒リボンの俗称で、正式名称は「兵軍帽前章」といいます。艦船名、海兵団名、部隊名などが金箔押しで表記される決まりでしたが、金の使用が全面禁止となった昭和14年からは真鍮箔が代用され、さらに物資調達が困難となった18年以降は黄色の織り出しへと変化しました。
また、多様だった表記内容も昭和16年以降は防諜の目的で海兵団を除きすべて「大日本帝国海軍」に統一されています。今も海上自衛隊ペンネントに引き継がれるその独特な書体は「隷書体」を変形したものですが、時代によって字体の変化が見られます。もしかしたら「海軍制式書体」といったものは存在しなかったのかも知れません(??)
 








オープンエンド系のざっくりした風合いのヘビーウエイトTシャツ。リブはダブルステッチ


■ サイズ : S・M・L・XL・XXL ■ カラー : デニム、アーミーグリーン
■ 使用Tシャツ : クロスステッチOE1116 ■ 素材 : 綿100% 6.2オンス 16/_ 天竺
■ プリント手法 : 前面&背面 = シルクスクリーン印刷4色
            右袖 = シルクスクリーン印刷1色
            左袖 = シルクスクリーン印刷2色



93式陸上中間練習機「赤トンボ」霞ケ浦海軍航空隊 Tシャツ

価格:

3,960円 (税込)

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