船頭多くして船山に登る 2011/03/15
世界最大級の地震発生以来、衝撃的な情報が次々に伝わってきています。
被災地域以外の大半の国民は、直接的に何の支援も出来ない現実に
無力感・焦燥感を募らせているのではないでしょうか。
ここ2~3日の報道や記者発表、特に「福島原発」関連のものを見ていてふと思ったのですが・・・
太平洋戦争に突入していった時代の日本の状態に少し似ているような気がするんです。
「このままではまずい」事態の重大性を漠然と認識していながら、責任回避、組織的保身に走った多数の指導者たちが"場当たり的"な判断を積み重ねたあげく、「対米戦争」という最悪の事態を招いてしまった、ある意味いかにも日本人的とも言える、あの悪夢のような流れです。国際情勢を正しく判断できる強いリーダーが不在だったという悲劇もありました。
「情報が少ない」「現状がよくわからない」とマスコミは騒いでおりますが、
事態はもはや、東電にプレッシャーを加えるべき段階ではないでしょう。
そもそも、我々一般人に「原子炉」の話など正しく理解できるはずがありませんし、
これはもう、1部の専門家・プロフェッショナルの方々が対処するしかない事態なのです。
「原発は安全」と謳っていた東電の企業責任は明白ですが、それは後でキッチリやればいい。
今はそれどころではありません。
国民の指導者(政府)にお願いしたいのは、責任論などは後回しにして、
常に「最悪の事態」を想定し、早め早めに的確な現実的指示を国民に出していただきたいということに尽きます。
この重大危機に当り、菅総理にそうした「覚悟」は出来ているか?
また彼にそのような高度な政治判断を下す能力が備わっているのか?
はなはだ不安ではありますが日本の指導者は菅総理なのですから、いかに困難な状況であろうとも、
彼自身が最悪の事態を避ける賢明かつ高度な判断を下さなければならないのです。
現在も原発現場で作業を続けている東電および関連会社社員、自衛隊の方々の決死的尽力に報いるためにも、
今は政府および総理の賢明なリーダーシップを信じ、期待するしかありません。(祈)
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