「伊四〇〇型潜水艦 & 晴嵐」Tシャツ 制作報告 その(3) 2016/02/25
背面メインデザインの「背景」が完成に近づきました。
これから主役ともいうべき「人員」を描きこんでいくのですが、実はここが鬼門です。伊四〇〇型における晴嵐射出訓練時の人員配置が、よく判らないのです(笑) ともに軍事機密だった「伊四〇〇型」と「晴嵐」の戦中写真は極端に少なく、同型艦のカタパルトに乗った晴嵐の写真など見たことがありません。
▲ ウルシー出撃1か月前の昭和20年6月。能登半島七尾湾での射出訓練を想像で描いております。
カタパルト軌条に設置され、油圧によって主翼を展張中の「晴嵐」です。フロートは未装着の状態。後方の大きな穴は飛行機格納筒です。濃淡両方のTシャツカラーに対応できるよう、セピア調を選びました。
戦史書籍で関連する記事を探したり、伊四〇〇型にお詳しい方にご意見を伺うなどして情報収集中ですが、今のところのイメージは以下のような感じ。ただし、搭乗員を除いては殆どが想像ですので確証は・・・ゼロです(^^;
【搭乗員】 操縦員・偵察員ともすでに搭乗済み
【整備員】 7名
・左右フロート周辺に各2名 計4名(フロート組立中)
・飛行機格納筒入口周辺に3名
【射出指揮官】 1名
クレーンの根元あたり。射出合図用の「赤旗」を保持
【射出係】 1名
「晴嵐」後尾付近のカタパルト軌条脇。射出指揮官の合図を受け、射出レバー(ボタン?)を引く。
【飛行科士官】 1名
訓練統括担当。飛行機格納筒入口(向かって)右側あたり
【機銃員および見張り員】 3~4名
機銃甲板上の25㍉3連装機銃周辺
【司令塔艦橋】 2名
さて、後回しとなっている前面デザインですが・・・
今回は前面ワンポイントに加え、袖プリントも使おうと思っております。キービジュアルは日本海軍の「潜水艦乗員徽章」(バッジ)です。
【 左 】 日本海軍「潜水艦乗員徽章」 潜水艦乗員の証ともいえる徽章。桜の前面には日本海軍潜水艦創設期に事故のため沈んだ6号艇を配しています。 「潜水学校」修了者に貸与された同徽章ですが、対米戦突入後は潜水艦乗員数を秘匿する目的で配布中止となったそうです。 とはいうものの、特殊技能を求められる潜水艦乗員は術科学校卒業の“マーク持ち集団”でありまして、伊四〇〇型乗組員には同徽章を保持する下士官・兵が多く存在していたことは間違いないでしょう。 |
コメント
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ペットブティックオンライン販売■ > 心神さま ・・・
> 心神さまコメントありがとうございます。
来週末にはデザイン完成の予定ですのでご期待くださいませ。
伊400型について必死になって調べているうち、
なんと幸運にも元「伊四〇〇」乗組員さま(ウルシー出撃に参加された方です)をご紹介いただき、現在手紙にて情報交換をさせていただいております。
■ 凄いです。晴嵐と伊四〇・・・
凄いです。晴嵐と伊四〇〇最高ですね。デザインもいいです。完成楽しみです。