関西零戦搭乗員会新年互礼会 2016/01/17
去る土曜日、兵庫県西宮市で開催された零戦搭乗員会に参加させていただきました。
今回も例によって驚きの連続、さんざん勉強させていただきました。ご教授いただいた皆様に感謝!
事情により詳細を書けないことばかりなのですが、今回の私的トピックスは大体以下の通り。
■ ガンカメラ映像分析で有名な「豊の国宇佐市塾」の方から、様々な動画を見せていただきました。
中でも昭和20年10月23日に撮影された「桜花」射出基地(比叡山)の動画は凄いの一言。終戦時、桜花特攻要員として比叡山におられたOさま(甲飛13期、722空 → 725空)が興奮気味にコメントしておられたのが印象的でした。膨大な米軍映像の検証を試みる「宇佐市塾」さまの活動は、それが歴史の発掘に直結するという意味において誠に意義深いです。が、本来なら国が予算を出すべき事業だと思うのは私だけではないはず。■ 「零戦里帰りプロジェクト」石塚さまより進捗状況をお聞きしました。
海上自衛隊鹿屋基地に留め置かれ、約1年半飛べなかった零戦22型ですが・・・
飛行に向けて動き出しています(!)残念ながら詳しいことは書けません。
→ 零戦里帰りプロジェクト / お知らせ■ 343空 K上飛曹に「直上方背面攻撃」の詳細を最終確認
初めてお会いした3年前、零戦のプラモデルをお渡しして攻撃法の再現を「強要」してしまった馬鹿な私ですが・・・実はそのご説明にもかかわらず、完全には理解できていなかったのです。以後3年に渡り「いつお聞きしようか?」とずっと躊躇していたのですが、今回は無礼を承知で最終確認?させていただきました。物分かりの悪い私に対し、例によって懇切丁寧に教えてくださったK上飛曹に感謝です。
▲ 南方で回収されたと思われる「零戦」スロットルレバーの一部。
70数年前、左手でこれを操作していた方はどうなったのだろうか?零戦搭乗員会には旧軍兵器の収集・修復活動に携わる方も参加されておられます。