次回作の構想 2015/03/02
さて、「上海海軍特別陸戦隊」以降の制作予定ですが
今のところ構想が3つありまして、手が付けられるものからデザイン作業に入る予定です。
構 想 1 : 一式陸上攻撃機
構 想 2 : 大日本航空
構 想 3 : 新旧「301飛行隊」コラボ
■ 構想1: 一式陸攻、決死のアタック!
甚大な損失を出しながらも雷撃・爆撃に奮闘した陸攻部隊の勇姿をデザインします。
できれば、下の写真のようなソロモン方面における決死的雷撃シーンを描きたいですね。
【 左 】 ガダルカナル島争奪戦勃発翌日の昭和17年8月8日正午頃、ツラギ周辺の米軍艦艇に雷撃を敢行する「4空」または「三沢空」の一式陸攻隊。 対空砲火の中、海面ギリギリの超低空(5~6メートル?)で雷撃針路を邁進する姿には胸を打たれます。零戦隊の援護も及ばず、この攻撃に参加した一式陸攻23機の内、ラバウル帰還を果たしたのはわずか6機(内1機は着陸時に大破)でした。 |
■ 構想2 : 戦前の国策エアライン「大日本航空」
満州、サイパン、内南洋諸島を結び、最盛期には仏印(ベトナム)、タイ、蘭印(インドネシア)まで航路を拡大した大日本航空の運行機を描きます。社章(マーク)や当時の航空路線図なども上手く活かしたいですね。
キーワードはもちろん「レトロ」です!
【 左 】 昭和飛行機工業 ダグラスDC-3輸送機(海軍の零式輸送機) 【 右 】 川西 九七式飛行艇
■ 構想3 : 新旧「301飛行隊」コラボレーション
紫電改装備の精鋭部隊として名高い343空(剣部隊)「戦闘301飛行隊」と、航空自衛隊 第5航空団「第301飛行隊」を勝手にコラボデザインしてしまおうという着想です(笑)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、航空自衛隊「第301飛行隊」は昨年「創隊40周年記念塗装機」を発表しています。その「ファントムF-4EJ改」の機首に描かれた黄色線2本のマーキング、どこかで見た覚えが?と思ったら・・・343空「戦闘301飛行隊」菅野隊長機とそっくりなのです。ということで、隊名は同じ「301」、そして2本のイエローライン、さらに奇遇なことに機体名も同じ「J改」(紫電改は「J改」とも呼ばれていました)・・・これは間違いなくシンクロしている!?と勝手に想像しております。デザインイメージはある程度出来ているのですが、実現の可能性も含め、色々な方々と相談する必要がありそうです。
【左】 343空 戦闘301 菅野隊長の紫電改 【右】 航空自衛隊 第301飛行隊 創隊40周年記念塗装機 F-4E J改
とまあ・・・「構想」だけは大いに語れるのですが、果たしてどうなるか(^^;
まずは一式陸攻かな。