原爆の教訓とは? 2010/08/07
この季節がやってきました。
私が戦争や歴史に興味を持つキッカケとなったのが
実は「原子爆弾」なんです。
小学生3~4年生頃だったと記憶していますが、
社会の授業で担任の先生から教わりました。
「世界を敵に回して戦争した日本は、原子爆弾を落とされて負けた」
何も分かっていないのに無性に悲しくなったのを覚えています。
そして同じ頃、たまたま見ていたテレビで決定的なトラウマ映像を観ました。
アメリカ軍が空撮した広島原爆炸裂の記録映像で、これは本当にショックでした。
「これが原子爆弾!あの雲の下にいた人達はどうなったんやろう?」
皆さんご存知の通り、原子爆弾に関しては様々な議論がなされてきました。
日本人なら誰でもアメリカ人の理屈は頭にきます。
「戦争を早期終結させるために原爆投下はやむをえなかった」
「原爆で失われた人命より、原爆で救われた人命の方が多い」
誠に残念ですが、アメリカ人にはいまだにこれを正々堂々と唱える輩が多数存在しています。
米軍兵士の命を守るためなら、日本人一般市民を大量殺戮していいのか?!
さて、淵田美津雄という海軍軍人をご存知でしょう?
真珠湾攻撃空襲部隊の総指揮官を務め、ミッドウェイ海戦において赤城艦上で負傷(両足骨折)、
海大教官を経て角田中将の第一航空艦隊参謀、連合艦隊航空参謀を歴任し、戦後牧師になった人ですが、
彼は被爆直後の広島を視察した数少ない海軍軍人の1人でもあります。
その彼が、戦後正直にこう語ったということです。
『仮に日本が先に原爆を開発したならば、我々はそれをアメリカに向かって躊躇無く投下しただろう。
連合艦隊の航空作戦参謀として、マリアナやアメリカ本土に投下する責任をもっただろう。
私はむしろ、喜んでそれをやったに違いない。 そして、そのことに、誇りすら持っただろう。』
※甲斐克彦・著『 真珠湾のサムライ 淵田美津雄―伝道者となったパールハーバー攻撃隊長の生涯 』
光人社刊 / 291頁より
より根本的な問題の本質は、人類を原爆投下に至らしめた「戦争状態」にあるのかも知れません。
「戦争状態」というものは人間の英知を破壊し、通常では考えられない様な行動を取らせてしまうんですね。
アメリカの原爆投下をどう捉えるか?
人類は広島・長崎からどの様な未来への教訓を感じ取るべきなのか?
長年興味を持って思考錯誤を続けておりますが、未だに頭の整理は出来ません。
コメント
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