最後のZ旗掲揚艦「瑞鶴」
その勇姿を残したい。
対米英戦直前に完成した翔鶴型空母2隻、「翔鶴」「瑞鶴」は大東亜戦争に於いて最も活躍した軍艦と言われますが、おそらく異論を唱える方は少ないのではないでしょうか。開戦以来、ミッドウェイ海戦を除くすべての機動部隊作戦に参加し、帝国海軍機動部隊の盛衰とともにフィリピンの海底深く消えていった「瑞鶴」は、まさに大東亜戦争一番の激闘艦であったといえましょう。
■ デザイン解説 ■
今回は「瑞鶴」の多様な勇姿を残す狙いで「静」「動」2タイプの背面デザインを制作いたしました。デザイン下部の英文は瑞鶴の戦闘歴概略です。前面デザインは連合艦隊伝統の決戦旗「Z旗」をモチーフとしました。「瑞鶴」は最後の戦いとなったエンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦の一部)においてZ旗を掲揚しており、日本海軍最後のZ旗掲揚艦として知られています。
【 前面ワンポイント 】・・・ Z旗のワンポイント
【 背面バックプリント 】
タイプA・・・零戦発艦準備が進む黎明の艦橋シルエット
タイプB・・・最後の戦い、エンガノ岬沖海戦で零戦52型を発艦させる瑞鶴