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海軍倶楽部 2016/09/21


去る日曜日、京都で開かれた「海軍倶楽部 平成27年度総会」に参加させていただきました。

まだまだ薄学の私にとって「海軍倶楽部」は「関西零戦搭乗員会」と同じく、戦闘ご体験者や様々なジャンルの海軍研究家・愛好家さま方と直接お話が出来る誠に貴重な会合なのです。お蔭様で今回も甲飛13期のWさま、陸攻偵察員として沖縄夜間爆撃に出撃された松島空の I さま、空母「大鳳」通信員としてマリアナ沖海戦を経験されたSさま、などなど・・・
多くの貴重な体験談をお聞きすることができました。

毎回「海軍倶楽部」では旧海軍軍人さまの講演がありまして、
今回は重巡洋艦「利根」に乗組まれた馬場利一さま(90歳)の講話です。

16歳で海軍へ入隊した馬場さまは、昭和18年3月海軍航海学校を優秀な成績で卒業し、念願の重巡「利根」乗組み(航海科)を命じられます。戦局が悪化の一途を辿る中、インド洋方面通商破壊戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦をくぐり抜け、昭和20年7月末、米艦載機空襲によって「利根」が着底した際も乗艦していたといいますから、まさに最後まで「利根」とともに戦い続けたご奉公でした。

シブヤン海で沈みゆく戦艦「武蔵」、サマール島沖では火だるまと化した僚艦「筑摩」を目撃、さらに「利根」艦上では機銃弾によって重傷を負いながらも不屈の闘志で指揮を執り続ける艦長(黛治夫大佐)、血で染まった真っ赤な通信紙に突っ伏しながらも手だけが動いていた通信兵、次々と戦死する同期生・・・その体験談は「凄まじい」としか例えようがありません。

戦後、若者の食生活向上のために給食や学生食堂を運営する会社を立ち上げられ、現在も会長職の重責にある馬場さま曰く 『 今の時代でも海軍五省は通用する。部下の教育を含め、私はずっとそれを実践してきました。自らの行いが人・社会の役に立っているか常に考えなければなりません。』


さて、「海軍倶楽部総会」は毎年 京都「四条大橋」東詰にある老舗洋食レストラン「菊水」で開催されているのですが・・・このレストラン、関西の方ならご存知の通り大正15年竣工のレトロ感あふれる外観がたまりません。さらに総会当日は1階入り口前に二種軍装の参謀殿がお出ましするという有難いサプライズ?も恒例となっております。




四条大橋を描いた昭和初期の絵葉書に見るレストラン「菊水」。現在とほぼ同じ姿で建っています。周囲の家屋が低いこともあり、その存在感はまさに「威容」というべきか。




デザートに登場したのは、なんと「間宮羊羹」。艦隊乗員や前線基地への食糧補給を主務とした給糧艦「間宮」で製造された羊羹は連合艦隊で大人気だったそうです。





戦務参謀殿、雨中ご苦労様でございます!

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