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海兵の卒業アルバム  2016/06/21


先月末「予科練戦没者慰霊祭」に参加させていただいた際、ある地元の戦史愛好家さまと3時間ほどお話をしたのですが、たまたまその方が所有されていた海軍兵学校67期の卒業アルバムを見せていただきました。約10年ほど前に東京の古書店で購入されたとのこと。海兵67期と言えば、個人的にまず思い浮かぶのは台南空の笹井醇一中尉、そして真珠湾軍神のお二人、横山正治中尉古野繁實中尉でしょうか。


【左】 笹井さんが写る分隊写真

右から3番目が笹井生徒。みんな本当に若い!そして爽やかな笑顔が眩しいですね。

この後 戦闘機操縦員を目指した笹井さんは開戦直前に飛行学生35期を卒業、直ちに台南空へ配属されます。ラバウル台南空での奮闘は坂井三郎さんの「大空のサムライ」によって広く知られることとなりました。


この67期は海兵史上 最も戦死率が高かった期として知られています。海兵68期の直木賞作家 豊田譲氏の『同期の桜』によれば、海兵卒業生の戦死率は以下の通り。67期〜70期の消耗率が特に高かったことが判ります。



卒業アルバムは卒業者にのみ贈呈される記念品ですので、同アルバムの持ち主=海兵67期卒業者であることはほぼ間違いないのですが、個人を特定・推定できる痕跡や書き込みなどは全く残っていないようです。

ただ、最終ページに本当に小さな写真が一枚、挟まれておりました。


一見したところ女学校の体育祭?のように見えますね。この写真がいつから“そこ”に存在していたのかは知る由もありませんが、戦前規格の小さいプリントサイズと画質から想像するに、アルバムと同時代のものと思われます。海兵生徒が当時お付き合いされていた女性が写っているのか、またはご家族の誰かなのか・・・。

海兵67期の在校期間は昭和11年4月〜昭和14年7月。支那事変の勃発・長期化によって本格的戦時体制に突入していった時代とはいうものの、わずか2年後に対米戦に発展、自らが前線指揮官として戦うことになろうとは誰も想像出来なかったのではないでしょうか。



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