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敵基地上空で編隊宙返り!  2010/11/01

現在、11月以降リリース作品のモチーフを検討しているのですが・・・
有名な「ポートモレスビー上空 編隊宙返り」!
これをなんとか絵にしたいと考えております。

この話は往年の零戦エース・坂井三郎 元海軍中尉がその著書『大空のサムライ』の中で回想した逸話で、
世界的に高く知られているエピソードです。
ご存知ない方もいらっしゃると思いますので、坂井さん回想の概略を以下に記しておきます。


ニューギニア・ソロモン地図

  1942年(昭和17年)4月、ラバウル海軍航空隊はポートモレスビー攻撃強化の為、
  ニューギニア北岸「Lae(ラエ)」に台南航空隊(台南空)を派遣。
  同航空隊は攻撃・偵察・爆撃援護など連日のようにポートモレスビーブナ方面への出撃を重ねていた。
  そしてこの台南空には「三羽烏」と呼ばれる3人のつわものがいた。
  すなわち、坂井三郎(一飛曹)、西澤廣義(同)、太田敏夫(同)である。
  そして・・・この3人は敵の度肝を抜こうと“ある企て”を行う機会を密かに狙っていた。

  5月27日、その時がやってくる。
  この日 零戦18機でポートモレスビーへ出撃した台南空は敵地で空戦を行った後帰投するのだが、
  「三羽烏」は独断反転し敵地上空へ引き返す。
  そして彼等は事前の打ち合わせ通り、敵基地上空見事な3機編隊宙返りを披露したのである。

  高度4000mから3回連続、さらに高度を下げて2000mからまた3回連続の計6回!

  呆気にとられたのか地上からは1発の反撃も無く、3人は敵基地上空で破顔一笑
  何食わぬ顔で本隊より約20分遅れでラエに帰投した。

  れっきとした「飛行軍紀違反」であるこの悪戯は「三羽烏」だけの秘密だったはずなのだが、
  すぐに搭乗員達の間で話題となり、3人は上司である笹井中尉(中隊長)から大目玉を食らう。

  さらに数日後、思わぬところからも発覚することになる。
  なんと、敵機がラエ飛行場に「果たし状」を投下していったのだ!
  この手紙は怒った笹井中尉が握りつぶしてしまうのだが、
  内容は以下のようなものだったという。

  『先日の宙返り飛行士は、大いにわれわれの気に入った。
  今度やってくるときは緑色のマフラーをつけて来られたい。
  われわれは、こぞってその英雄達たちを歓迎するであろう。
』(原文引用)

この話は有名なエピソードとして世界中の戦史・航空ファンに広く知られています。
また有名であるがゆえに、好史家により多数の「矛盾点」も指摘されています。
私が知る限りでは主に以下の様なポイントがあるようです。

【 正しい出撃日は? 】
台南空の搭乗・編成記録と照らすと5/27ではなく5/17が妥当であるらしく、現在ではほぼ5/17が正しいということになっているようです。つまり、坂井さんの記憶違い?

【 5/17も怪しい? 】
5/17にはエンジン被弾した山口中尉機が帰投中に墜落するという悲劇が起きています。坂井さんは5/17の出来事としてその推移を詳細に述べており、山口機墜落を確認後、本隊とともに帰投したとあります。この悲壮な事故の後に3機が引き返して例の「宙返り」をやったとは到底考えられません。宙返り実施後帰投中の出来事ならば日付を間違えるハズがないと思いますし、いずれにしても本隊に20分遅れて帰投したという記述とは矛盾します。

【 敵側の裏付け証言がない? 】
好史家の調べによると、敵陣に手紙を落とすという印象的な行動をしておきながら、これを裏付ける敵側証言が皆無なのだそうです。ここから進んで、これは事実ではないのでは?(坂井さんの作り話)という考察をする方もいらっしゃる。

※ 因みに、マーチン・ケイデン著『 第2次大戦ブックス 3 / Zero fighter 』にも同エピソードが取り上げられているが、著者は冒頭にこう書いている。(以下引用)
『筆者は、この戦闘の立証については、この当時、ポートモレスビーにいた数人のアメリカ人と話し合った。かれらは坂井三郎氏が筆者に語った、つぎのことをすべて確認したのであった。』  う〜ん、誰に確認したのだろうか?

【 海外メディアの詳細記事? 】
海外サイトの坂井さん関連記事は大量に存在し、著書内容と食い違う詳細な記述が多々みられる。
※これは坂井さんが受けた多数の海外メディア取材・インタビューなどによる拡散効果と思われる。

 「笹井中尉が3人の前で手紙を見せ、内容を話して聞かせた」という記述が結構ある。
 手紙にはポートモレスビー戦闘機パイロット一同のサインがしてあったとする記述もある。


坂井・西澤・太田・笹井 ← 「当事者」3人+笹井中尉が一緒に写っている唯一の写真?

色々な意味でまさに「伝説」ともいえるこのエピソード。
何とか「デザイン」に仕立て上げたいのだが、果たして?(^^;


これらの商品は販売終了しております。

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