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次回作品「ラバウル戦闘機隊」Tシャツ 経過報告(1) 2014/04/15


コンセプト=「ラバウル戦闘機隊」(Rabaul Fighters)に沿って
多数の部隊の中から描画対象を考えておりましたが、ようやくモチーフが決りつつあります。

基地戦闘機隊、水上戦闘機隊に加え、
「い」号作戦 「ろ」号作戦などでソロモン方面に進出した空母搭載戦闘機隊も選んだ結果、
合計23部隊 となりましたが・・・デザイン作業的にはほぼ限界に近いですね。
取りあえず、各機のディティールはほぼ集まりつつあります。


■ 基地戦闘機部隊 : 14部隊

① 千歳空 戦闘機隊  ② 4空 戦闘機隊  ③ 台南空  ④ 251空  ⑤ 2空 戦闘機隊
⑥ 582空 戦闘機隊  ⑦ 6空  ⑧ 204空  ⑨ 3空 ラバウル派遣隊  ⑩ 鹿屋空 戦闘機隊
⑪ 253空  ⑫ 252空  ⑬ 201空  ⑭ 105航空基地隊

2度に渡り台南空へ派遣隊を送った「1空 戦闘機隊」は、本隊がラバウル進出していないため外しました。
⑭ の「105航空基地隊」は主力航空部隊がラバウルを去った後に誕生した部隊ですが、故障機・廃材などから再製した零戦で終戦まで抵抗を続け、再製97艦攻による敵泊地夜間雷撃(!)も実施しています。
※東京国立博物館(上野)に展示されている「複座改造零戦21型」は同隊の貴重な遺産です。

■ 水上戦闘機隊 : 3部隊

ショートランドおよびレカタ基地を拠点に健闘した2式水戦隊です。

① 水上機母艦「神川丸」水戦隊  ② 14空 水戦隊  ③ 802空 水戦隊

■ 空母搭載戦闘機隊 : 6部隊

「い」号作戦、「ろ」号作戦ほか、基地航空部隊支援のためソロモン方面各基地へ進出した部隊です。

① 翔鶴 戦闘機隊  ② 飛鷹 戦闘機隊  ③ 瑞鶴 戦闘機隊
④ 瑞鳳 戦闘機隊  ⑤ 龍鳳 戦闘機隊  ⑥ 隼鷹 戦闘機隊


ところで、
我々が書籍などで目にする戦場写真は当時の報道規制?により尾翼番号などを削除修正しているものが多く、
部隊特定の大きな障害となっていることは間違いありませんね(_ _ ;)
こういった問題も含め、戦場写真の考証は現在も多くの戦史家を悩ませ続けているようです。本当にご苦労様です。

あくまで 『 戦史家さま方のたゆまぬ奮闘努力に感謝を表する 』 という趣旨で一例を挙げさせていただきますと・・・
例えば下の写真、同じ「世界の傑作機」シリーズでも時期により解説が大きく変化しています(真実に近づいた?)


ブイン基地の零戦隊

『 世界の傑作機 』 零式艦上戦闘機11-21型
平成5年8月1日 発行

【 解説要点 】
■ 時期 : 昭和18年11月 「ろ」号作戦
■ 場所 : ブイン飛行場
■ 部隊 : 瑞鶴搭載機と思われるが確証はない
■ クサビ型マーク :
  当時の1航戦(翔鶴、瑞鶴、瑞鳳)を示す
  マークともいわれるが確証はない

『 世界の傑作機 』 スペシャルエディション
零式艦上戦闘機 
平成24年9月5日 発行

【 解説要点 】
■ 時期 : 昭和18年4月 「い」号作戦
■ 場所 : ブイン飛行場
■ 部隊 : 582空 零戦隊
■ クサビ型マーク :
   582空零戦隊の共通識別標識



いろいろと悩ましい問題はありますが・・・
なんとか今月中にはデザインを完成し、5月末~6月初旬の発売を目指して頑張ります。

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